噛み加減
いつ頃だったかな?
そうそう夏が終わる頃だったから9月頃です
“引っ張りっこ”で遊ぶ時に私の力加減を意識しながら遊びはじめたんです。
(確かこの頃チャーリードッグスクールでも引っ張りっこのお話しがありました)
今までは“引っ張りっこ”で遊ぶ時は、オモチャを綱引きのように、ただただ力まかせに引っ張り合っていたんですが、
それを・・・
私はそれほど力を入れずにオモチャを持ち~モカが力を入れてきたら、
オモチャを数回左右に動かして次は私が力を抜く。
そんな練習を繰り返しました。
もっちろん、引っ張っている時は、モカはガウガウ言いながら唸りますよ~( ̄∀ ̄)
でもこの時のガウガウは絶対にと言っていいくらい噛みに来ません。
モカにも遊びだという区別がきちんと出来ているんですね。
そして1ヶ月もすると、私が力を抜くとモカがオモチャを離す(=おしまい)ようになってきて。
で、本当はそこで「そうそう!」が良かったと思うのですが、
私~間違えて、しばらく「タンタン♪」を鳴らしていたんですね^^;
そうしたらモカは“へっ?”って感じの期待感満々の顔で見上げるんです(笑)
タンタン♪=「オヤツじゃないの?」みたいな^^;
それではマズイと思い直し、オモチャを離せた時に『そうそう!』と言葉をかぶせるように修正しました(^^;;
すると離すタイミングをモカも理解しはじめてくれました。
それからは、引っ張っこで遊びはじめると、結構早い時間でオモチャを離し、おしまいになります。
(こうすることで、興奮→そして冷めるという経験が出来てきたのだと思います。)
そしてもっと嬉しいことは・・・
モカは前脚を触られることが苦手なナイーブ君。
今でもたまに脚拭きの時にガウガウして「嫌なんだよー!」って
私の手を噛みにくることがあるのですが^^;
その時に、私が手の力を抜くんです!
そうすると、歯を当てることをしなくなりました。
(噛むと言ってもほとんど甘噛み状態なので痛くないのですが。)
又、私が力を抜けるようになったのも、ここ1ヶ月くらいの最近のことでして^^;
(噛んできたら力を抜くということは、今までも頭では分かっていてもなかなか出来ないことでした。
今までは噛まれながらもチャチャっとお手入れをして→オヤツの奮発でした。)
なので、この“引っ張りっこ”で、私がモカに力加減を教えてもらった!みたいなものなんです。
「力を抜いた時のお互いの感覚」とでも言うのでしょうか。
これが「噛み加減」とやっと分かりはじめたのです。
(まったくもって遅くて~お恥ずかしい限りです^^; )
「噛み」って一言でいうと=悪い仔=攻撃的と捉えられがちですが、
全くそんなことはないのです。
ナイーブさんの心の叫びなんですよね~『やめてよ~』という叫び。
それを手が付けられないと諦めることは簡単なことだけれど
こうしていろんなことを取り入れて、遊びながら分かり合えることだってあるんですね。
私とモカの関係(ルール)が深くなれたような~そんな満足感でいっぱいです!
トレーニングってこれだけをやっていたら大丈夫ということは無いんですよね
いろいろなことにチャレンジしてみる、するとひょんなところから、いろんな気づきがあるんですね。
もっともっと新たな発見ができるように~楽しみながら頑張りたいと思うのでした♪