『私の考える毅然とした態度』
昨日参加させていただいたチャーリードッグスクール、夏目先生の座学を終えて、私なりに感じたことをまとめてみたいと思います。
これは↓昨夜FacebookにUPしたもの
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今日はチャーリードッグスクールのさいたま座学に参加しました。
受講中、4年前のモカのんを迎えた頃の自分を思い出し…
あの頃はバリバリ人間目線だったから、さぞモカとのんは暮らしにくかっただろうな。
と言っても、まだまだ犬目線に近づけてないかも知れないけれど(^^;;
私は犬と仲良く暮らしたくて犬との生活を選んだのだから、心を通わせられるようなトレーニングを選択したいと思っています。
あくまでも人道的で、犬の心や身体を傷つけないトレーニングをこれからも自分の目で見極めて、取り入れていきたいと思う。
そして、いずれ訪れるであろう、動けなくなった時の為に…
痛くて苦しいときでも受け入れて貰える飼い主でありたい。
じゃあ、自分が辛い時、受け入れられる人ってどんな人だろう?
いつ叩かれるか分からなくて、あげく不安感が漂っているような人には、そばに居て欲しいとは思わないだろうな。
どんと構えて『大丈夫だよ』って寄り添ってくれるだけで安心する。
基本、嫌なことは、犬も人間も一緒だよね!
犬だからって許されるはずはない。同じ命だもの。
これからのモカのんとの関係を考えさせられる、貴重な座学でございました。
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では実際、犬と人はどうやったら心を許し合える、信頼関係を築けるようになるのだろうか…。
私なりに考えてみました。
私は犬を飼いはじめた頃、ペットショップ、動物病院、躾本などなど、情報が欲しくていろいろ聞いたり探したりしたものです(^^;;
(これでも、クソ真面目、一直線なタイプでして…わ私(^^;;)
その中で、犬飼いさんならきっと誰もが一度は目にしているであろう『犬には毅然とした態度が大事』と言う文言。
正直私は苦手というか出来ませんでした。
なぜかと言うと、一般的に言われる毅然とした態度って、なんか冷たく感じてしまったから…。
毅然とした態度=無視
仲良くなりたいのに、なんで無視しなくてはいけないのー?って
そんなイメージがありました。
しかし、この4年~犬とはどういう動物なのか?
犬と心を通わせたいとき、犬に好かれたいとき、どうしたらこちらの意志が伝わるか?を勉強してきて、今私が感じる『毅然とした態度』とは…
犬に媚びへつらうことなく、自分の意志を貫き通せること。かな。
犬を思うあまりに、犬のことを心配し過ぎて、逆に犬に不安を与えてないだろうか。
可愛いからと、犬のとる行動を何から何まで監視し過ぎて(過干渉)、その姿は犬から見たら、怪しい雰囲気を醸し出してはいないだろうか。
(これでは本末転倒ですよね)
そもそも、犬同士ってベタベタしないというか、スルーされることが当たり前で、
大丈夫な時ほど、スルーしますよね=安心。みたいな。
それが人目線だと、可哀想と思ってしまう時ほど、犬の顔色をうかがうように、大丈夫と言いながらチラチラ顔を除き込んだり、落ち着かない態度を示していないだろうか?
又更にオヤツを与えてごまかしてしまってたりしないだろうか?
これは、昨日感じたことの自問自答でもあります(^^;;
我が家は、叱らない、罰を使わないトレーニングを日々取組んでいますが、吠えや、咬みなどの
してほしくない行動を許している訳では全くありません。
してほしく無い行動にきちんとNOを伝えられる飼い主こそ、犬は慕い、従いたいと思う強い飼い主だと思うから、伝えられるように取組んでいる真最中です(^^;;
仲良くなりたくてはじめたトレーニングだもの、一番大切な『心』を壊してしまうようなことだけはしたくない。
そして今は、4年前よりも自信を持って、無視=無反応を示せるようになってきた。(しかし、これがなかなか難しい(^^;; )なぜそれが必要なのか、意味を知ることって大事ですよね。
いつか、訪れる老後のために…
毎日コツコツと、少しづつ…
更に頼り甲斐のある強い飼い主を目指し、毅然とした態度で示して行きたいと思います。