「つくばお散歩トレーニング 2015.03.21」
今日はCDSのつくばお散歩トレーニングに家族で参加してきました。
早咲きの桜が咲いていて~ときどきお日様が顔を見せると暑いくらいのお散歩日和で、
モカものんも久しぶりの公園を満喫しているようでした٩( ´◡` )( ´◡` )۶
今日はふたりの大好きな言葉=2次強化子=好子を沢山使って
落ち着いて、リラックスして歩けるようにと挑みました。
最近は毎日のお散歩でもオヤツを使うことが少なくなってきましたが、全くオヤツを持たないというのも
これまた不安で^^; 保険として持ち歩いています。
でも、オヤツの量はだいぶ減ってきています。
しかし、だからと言って、オヤツを全く使わないのが良いわけはないんですよね。
夏目先生からのお話にもありましたが、犬の脳の前頭葉は人間と比べるととても小さくて、
小さいとどうなるかというと、「辛抱」することが苦手になるそうです。
この人間社会で生きていく上で、辛抱無くしては生きずらいのが現状です。
そういうとき、私達飼い主は何をしてあげることができるのか?
刺激をスルー出来る力を育ててあげたい、その一つにCDSでは「名前を読んでオヤツ」があります。
一見簡単そうに聞こえてしまう「名前を読んでオヤツ」ですが、実際このトレーニングを取り入れて
いるところは少ないというか無いに等しいのではないでしょうか。
そもそも名前という犬にとっては何も価値のない言葉を、犬の大好きなオヤツと対提示することで
自分の名前=大好き、良いものになる。
そして、名前が良いものになれば、名前を呼ばれると思わず尻尾が振れてしまうくらい嬉しい、ワクワクする。
そういうワクワク感を引き出してあげることが出来ます。
逆に言うと、名前を呼ばれても「聞いちゃ~いね~!」というワンコさんの場合は、残念ながら名前が良いものに
なっていないということになります。
名前を呼ばれた時のその子の状態や、まわりの環境、そして飼い主の心境までもが一次強化子である
オヤツと一緒に対提示されます。
飼い主が落ち着いてリラックスできていなければ?
又名前を呼ばれて嫌なことばかりされていたら?
どうなってしまうかは推測ができますね。
したがって、一見簡単そうに聞こえますが、何と何が対提示されるか?を考えれば考えるほど、とても奥が深くて難しいのですね(^^;;
何が言いたいかというと、オヤツは2次強化子を作る為に使うことは決して悪いことではなく、2次強化子を作る為には大いに使うべし!ということです。
↑のんの興奮しているワンコさんに背中向けるというシグナル~(笑)
そして、チャージングされて良いもの=好子が増えると、刺激が多い中でも名前を呼ばれればなんかワクワクする、気がつくと気が紛れて、嫌な刺激もスルーすることが出来ちゃった!みたいな…(笑)
するとワンコの表情は自信に満ち溢れ、生き生きとしてくるんですよね~♪
私はそんな姿が見たくて、毎日せっせとチャージングを頑張っていまーす(笑)
又今日は参加人数が少ないということもあって、皆さんのお悩みを一つづつ一緒に確認させていただいて、
とても勉強になりました。
CDSのお仲間さんは、みんな一生懸命で、その姿は「頑張ろう」ってとても励みになります。
特にワンコさんのリード捌きは、リードを引いてワンコさんの身体に負担がかからないようにと一生懸命考がえられて、
又だからといって犬に何かをさせたり、犬を動かしたりするのではなく、飼い主自らが身体を動かしたり、膝を使って、犬の身体への負担を軽減させるようなリード捌きを練習します。
夏目先生はよく馬の手綱を例に出されますが、犬も全く一緒で…。
あんなに細いリードだけれど、あの一本に飼い主のいろいろな想いが込められているんですよね。
私もモカのんに想いが伝わるように、リード捌き見習って、頑張りたいと思いました!
こうして頑張っているお仲間さんと一緒に同じ方向に向かって進めることを、私はとても嬉しく、いつも誇りに思っています。
僕~今日から監督もはじめました!(笑)
遠路はるばるお越しくださいました夏目先生、幹事のたまさん、ひなママさん、ジャムラ母さん、そしてくーちゃんママさん。
今日も楽しい、充実した時間をありがとうございました。
来月は綺麗な桜の中でトレーニング出来たら良いですね~♪
又よろしくお願いいたしますm(__)m