『モカの開腹手術、あれから2年~』
父の日は終わってしまいましたが、父の日というと思い出すことがあります^^;
それは2年前のモカの開腹手術。
丁度2年前の6月18日のことでした。
↑写真はれあパパカメラマンさんが撮って下さったお気に入りの一枚です♪
今思えばですが…
モカはお散歩中に強烈な匂いを嗅ぐと、居ても立っても居られなくて、落ち着きたいが為に、近くにあるもの(モカの場合は石限定で)を飲み込んで落ち着こうとしていた。
そんな風に思います。
それをママが慌てて取り上げようとすればする程、取られまいと見事に飲み込み…^^;
(犬としては当然の行動ですね。)
結果、大きな石を食べてしまって、
慌てて腹腔鏡の病院を探して診てもらったのですが、
内視鏡でも腹腔鏡でも取れない場所へ石は流れてしまっていて、
腹腔鏡で石がある場所を確認して、ピンポイントで2cmだけ開腹して石を取り除くことになったのでした。
モカには本当に可哀想なことをしてしまい、ダメな飼い主だ!とかなり凹みました。
お散歩に連れて行くのが怖くて仕方がなかった。
又病院?
又手術?って^^;
常にドキドキが隣り合わせで。
もしかしたらこの仔は外を歩かない方が良いのかな?
と本気で思ったこともありました。
でも、夏目先生に相談して、
お散歩時間を短くしてでも良いから、石を食べないで歩くという経験を積ませてあげましょう。
という思いっきり前向きなアドバイスをいただいて^^;
でも、私にそんな事できるの?と頭の中が『???』になりながらも、
私がやらなくて誰がやる!
私が管理してあげなくては!
もうあんなに辛い思いをモカにはさせたくない!
という思いでのチャレンジでした。
そんな経緯があり、モカとのトレーニングを必死にはじめて早2年。
最近は拾い食いもだいぶ落ち着きをみせはじめています。
私の取り組みとは…
・上を向いて歩いていられる時=『正解』タンタンマーク♪
・対象物に近づいた時=『しないよ~』という声掛け
・リードを短めに持ち、リードが張ったら戻ってくる(石には向かわない)
・強烈な匂いに遭遇してしまった時は、ハーネスによるホールドラッピングで落ち着かせる
まさに全てが古典的条件付でした。
(叱るのではなく、又犬に何かをさせるのではなく、好ましい行動を肯定していく、ただそれだけでOKなんです)
勿論、2頭引きでは目が届かないから1頭づつ~。
今でもママの側を上を向いて歩いている時は『タンタン♪』だし
匂いが強烈な時はハーネスによるホールドラッピング♪
そして一番効果が出ていると感じていることがありまして
それは『リードが張ったら戻ってくる』こと。
この頃~散トレでも、夏目先生の10メートルリードをお借りして
呼び戻しの練習を何回かさせていただいた事がありましたが、
モカは全く^^;;、本当に全くと言っていいくらい(笑)
戻ってこなくて、いつも固まっては座り込み。
泣きたくなるくらい悩んだ時期もありました。
↑こちらも byれあパパカメラマンさん
でも、やっと!
ホントにやっとです!!
『リードが張ったら戻る』ということが伝わってきたみたいです。
もっちろんそういう時は、頭の向きを変えた瞬間に『タンタン♪(正解)』です(*´∀`)
毎日の取組みは裏切りませんね。
『そんなこと無理!』『もうお散歩は諦めよう』って思った時もあったけど、
怖いからお散歩15分で終了という日だってあったけど^^;
毎日少しづつ、諦めずに続けてきて本当に良かったと思います。
1年増す毎に、あの時の踏ん張りが無かったら、今のモカは無かったかも。
と思うと鳥肌が立ちますが^^;
とんだハプニングでしたが、私とモカのパイプを太くしてくれたのは確かです。
今となっては良い経験♪
きっと毎年この時期になると思い出すと思うけど、
その時は又原点に戻って、振り返ってみることも大切だなぁ~と思う朝でした。