『お利口さん』
そこに居てくれるだけでお利口さん。
何もしなくてもお利口さん。
強制系のトレーニングでは考えられないことなのかも知れませんが…。
種が違うワンコにとっては、環境の違う人間界で、自分は何をしたら良いのか?
何をしていたら正解なのか?
分からないことだらけなんだと思います。
(お家へ迎えてすぐの頃は特に…)
人から見たら、そんな当たり前のこと
言わなくても分かるだろう!
と、思ってしまうかも知れないけれど、
それはやはり種が違うから。
言い続けて、優しさを与え続けてあげなければ分からないのだと、CDSで勉強すればするほど実感しています。
私は一生涯与え続けてあげたいと思っています。
お座りをしたからお利口さん。
伏せをしたからお利口さん。
このように何かをしたからお利口さんなのではなくて
(勿論、出来たらお利口さんですが(*´∀`))
そこに居てくれるだけで『お利口さん』
目が合うだけで『お利口さん』
リラックスしていられたら『お利口さん』
これも昨年一年かけて夏目先生に教えていただいた古典的条件付けです。
無条件に嬉しいものと、『お利口さん』の対提示です。
そして、このお利口さんを伝え続けていると
ワンコはお利口さんと言われたときは、どうしていたら良いのか、
本当に自分で考えるようになるんです!
すると、褒められた時の場面(行動)がフィードバックするかのように、
悪い行動の上へ上書きされていく。
つい先日もモカのんパパと…
『本当にお利口さんで居てくれるようになってきたよね』と会話しました。
『お利口さん』という言葉には感情を整えるだけでなく、
言われれば言われるほど、安心してリラックスに導いてくる力があるのではないでしょうか。
『お利口さん』という魔法の言葉が雑音にならないように、
取り扱いにも充分な注意が必要になりますが…(^^;;
これからも私は言い続けたいと思います!
モカとのん
いつもお利口さんでいてくれてありがとう(*´∀`)