私の気持ち
今年の1月にチャーリードッグスクールの新春横浜座学に参加させていただいて・・・
私が出来ないこと、欠けているところの壁にぶちあたりました。
(欠けているところばかり・・・^^;とも言う^^; )
それは『強い飼い主』という夏目先生からのお話でした。
世間一般的に、人間目線で言う強い飼い主とは、
・犬になめられてはいけない
・いつも人間が犬の上でなければいけない
・強制トレーニング
・叱って育てる
このようなことを想像されるかも知れませんが、
全く違うんです、そういう意味ではありません。
夏目先生の強い飼い主とは『強い優しさ』です。
罰を使わない、叱らないトレーニングだからといって
犬を好き放題にさせておくわけではないのですね。
飼い主の『意思』をきちんと伝えていく、その時に『罰』を使わない叱らないということです。
そして犬におもねらない。
例えば、齧って欲しくないものには
手を覆って(無反応で)『齧らないよ~』を教えます。
叱っても犬には何を言われているか分からないのです、逆に犬は人間からのフィードバックで犬は褒められていると勘違いをして、エスカレートしてしまうことだって少なくありません。
言葉ではなく行動(態度)で教えてあげる方が分かりやすいということです。
又、犬におもねらない=遠慮のない関係ということ。
人って後ろめたいことだったりすると、ついついご褒美を与えてしまったりしませんか?
私はそうでした(^^;;
例えば、お留守番をお願いするからと~オヤツを与えて『お留守番お願いします』など・・・。
少しでもお留守番をラクにしてあげたいという気持ちからのご褒美(オヤツ)という選択をしたのですが、これも考えれば人目線なのかもしれない。
遠慮のない関係とは、こちらの意思をきっちり伝えられること
・今日はお仕事~
・今は遊べないよ。(待っててね)
・これは齧らないよ~
・今は吠えなくていいんだよ など。
こうして人間側の意思をきちんと伝えていく、
そしてその方法には罰を使ったり、叱ったり、脅したりはしないのです。
それが夏目先生のトレーニングです。
そしてそれが出来るようになって初めて遠慮のない関係(人間の親子だってそうですよね)が成り立つ。
そして自分の思をきちんとキープできる飼い主(いつもオドオドでは怪しいですよね)こそが
頼れる飼い主、『頼りたくなる飼い主』となる訳ですね。
前置きが長くなりましたが、これが私には出来ていないことでした。
恥ずかしいけど・・・^^;
可愛いから出来ない
可哀想という気持ちが先に立ち、かなりの難題でした^^;
でも、1月から少しづつ、自分の出来ることから初めてきて(と言ってもまだまだ現在進行形ですが)
毎朝仕事へ出かける時のオヤツを止め、『お仕事行ってきま~す♪』と
堂々と家を出れるようになってきました^^;
(最初は正直苦しかったです、可哀想で。)
でも、毎日のことだから~と、心を鬼にして
『お仕事行ってきま~す♪』を続けるうちに、最近では諦めて寛いでくれるようになりました。
(嬉しかったです! 私の意思が伝わってきたのかな?と・・・。)
そして、そういう姿を見れるようになると私の気持ちが変わりました。
今では、より堂々と胸を張って『お仕事行ってきま~す』という行動(態度)を
表せるようになりました。
(玄関を出た時の気持ちが晴れやかになりましたぁ~♪)
なんでもそうだと思いますが、スタートは自分からなのですね。
私から変わらないとワンコがひとりで勝手に変わってくれるはずがないのですね。
お互いの相乗効果で、これからも意思を伝え合える家族になりた~い!
と思う朝でしたp(´▽`o)ノ゙ ファイトォ~♪